Moderato quasi Andantino

演奏するのも聴くのも大好き!楽典、ソルフェージュに西洋音楽史、クラシックに関することはなんでも知りたい音楽愛好家のブログ

音程の学習方法(1/3)

楽典とは音楽の理論のことですが、楽典を学習するうえで一番最初にあたる壁が「音程」だと思います。楽典でいう音程とは音の高さのことではなく、二つの音の幅(時間の間隔ではなくピッチの広さ)を指します。例えばドとそのすぐ上のミは三度、さらに言えば2音ともピアノの白鍵の場合、長三度となります。この音程という項目がどれだけ大事かといいますと、英語の肯定文の文法 主語ー動詞ー目的語 という基本の語順並みに大事です。これがしっかりわかってないと、いくら単語を覚えても文章を作れないし、疑問文との区別もつきませんよね。楽典では、音程がわかっていないと音階の種類や和音を理論を元に理解することは難しいです。できなくはないんですけどね。英語も文法はさっぱりわからないけどペラペラしゃべれる人はいますし。ただ、人に説明するとなるときっと苦労します。

 

というわけで、楽典を勉強する場合ぜひとも一刻も早くマスターするべき項目、「音程」について、私が知っている覚え方をご紹介したいと思います。

 

まず簡単に音程の説明をします。はっきり言って音程は暗記ものです。結局は覚えるしかないのですが、暗記を始める前に理解しておくべき2つの要因が、

 

(1)音程を数えるときは一方の音を1として、もう一方の音にたどり着くまで数字を増やしていく。

 

(2)音程の基本的な種類は5種類あり、狭い順から 減ー短ー長ー増 または 減ー完全ー増 となる。

 

です。

 

音程は長3度や完全5度のように、音程の種類+数字で表します。(1)の数字ですが、まずここでしっかり数え方を理解する必要があります。音程を数えるときは、数え始めの音がすでに1です。すごろくと違って、今立っているその場所がもう1なのです。ですから、ドとそのすぐ上のレは2度になります。小さいころ楽典を習った人は多分何も感じずすんなり受け入れられたかもしれませんが、ある程度大人になってからこれを知るとちょっと気持ち悪いかもしれません。私は中3で勉強しましたが、すごく気持ち悪かったです。ここが1ってなんで!?まだどこにも行ってないんだから0でしょ!?と頭の中でキレてました(笑)

数字を数えるとき、シャープやフラットは気にしません。フルしかとです。ドとファは4度。ドとファ#も4度です。そしてドとファb、つまりミなのですが、それも4度になります。ドとミは3度。同じ音なのにドとファbは4度。4度の中にも上記で上げただけでも3種類あります。(ドとファ、ドとファ#、ドとファb)それを区別するのが(2)の音程の種類です。

 

次の記事で(2)について詳しく説明していこうと思います。